箱根駅伝の追跡番組

 日テレのバラエティ「衝撃のアノ人に会ってみた!」を観ました。

 いわゆる『あの人は、今』企画で、箱根駅伝選手も5人ほど登場。
 その中で、2009年に途中棄権となった城西大学の石田亮選手のエピソードが強く印象に残りました。

 箱根駅伝は、途中で棄権があっても選手は全員走りますが、棄権チームの記録はみんな無効になって、参考記録扱いです。
 この年は、石田選手が棄権したことでキャプテンの区間賞が幻と消えました。

 石田選手は棄権後、倒れこんで介抱されながら、ずっと「すみません」を繰り返して泣きじゃくっていました。
 そして、翌年は区間2位の快走でした。

 棄権したりブレーキになったりしても、翌年活躍できた選手は幸せだと思います。
 だから、石田選手も結果に恵まれた選手だと思います。

 ・・・決して、軽い気持ちで書いているわけではありません。
 だって、「自分のブレーキを翌年取り戻そう、と思って必死で頑張ったけどレギュラーがとれなかった」・・・という選手も当然いるでしょう。
 それに、4年生の時にアクシデントが起こったら、もう箱根では取り返せません。

 そういうことを思うと、このエピソードは、石田選手よりも、一緒に紹介されたキャプテン・伊藤選手の姿に胸を打たれました。

 4年生の伊藤選手に、次はありません。
 チームの棄権だけでもじゅうぶんに無念でしょうし、さらに、自分の区間賞が幻と消えてしまった心中は、部外者には想像もできません。
 なのに、試合後の挨拶で「勝ちたい気持ちが強かった結果だから、棄権した選手を称えたい」という主旨の発言をしてました。

 悔し涙をにじませながら「チーム全員で走った結果」とか「一人のせいじゃない」くらいなら、キャプテンとしての責任感があれば、言えるかもしれません。
 でも、棄権した後輩を誉めるとなると、建前だけで口にできるものではないと思います。

 そして、伊藤選手は翌年、スタジオゲストとして駅伝中継に出演し、テレビを通じて石田選手と会話しました。
 そのシーンも今回放送されましたが、区間2位をとった石田選手にむけた笑顔は、本当に素敵でした。
 テレビだから、人前だから、と取り繕っている様子のない、心から後輩の活躍を喜ぶ笑顔。
 私には、そう見えました。
 ちょうど1年後ですから、自分の区間賞が幻と消えたときの気持ちが生々しく甦っていたでしょうに・・・。

 こういう人柄って素晴らしいな、見習いたいな、でも私にはちょっと難しいかな、でもでも諦めないで心を磨いていきたいな・・・と思った番組でした。
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千暁@ちあき

Author:千暁@ちあき
一発変換できる名前ではないので、平仮名で「ちあき」と呼んでください。

アニソンが好き、ラノベが好き、お酒やスイーツも好き、水族館も好き、散歩も好きです。

このブログには、日常の中にある「好き」を集めてみました。

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