ゼロの執行人

 ずっと4月第3土曜が初日だった、名探偵コナン劇場版。
 22年目にして初めて、金曜公開となりました。

 仕事帰りに映画に行くのはけっこう厳しいこの頃ですが、翌日は谷本貴義さんのライブ、日曜も予定があるため、初日夜を狙いたいところ。
 ライブは夜からなので時間的には土曜の昼にコナンを観てもいいんですが、本気で観たい作品は余韻に浸る時間も確保したいのです。
 その意味で、コナン映画の1回目観賞(←最初から2度行くつもり)と谷本さんのライブを同日に、っていう選択肢はありません。

 幸い21時開始の回があったので、それを予約。
 無事に仕事を片付け、行ってきました。

 客席はけっこう余裕があったと思います。
 4~5年前、金曜の仕事帰りにとしまえんの劇場で観ようとして、かなり前方しか空きがなく、観賞を見送ったことがあるのですが、今回は後ろのほうにも空席がちらほら。
 電車通勤の人が仕事帰りに行ける場所ではないことと、21時のほか21時45分の回もあって、大人のお客が分散したことが理由かもしれません。

 レイトだというのに、どう見ても18歳未満のお子様も多くて驚きました。
 終了が23時ジャストなのは、18歳未満が入れるようにという配慮だったんでしょう。

 そしていよいよ、上映開始。

 第一印象は、「2年前の作品と似てる」。
 東京のベイエリアに新しくできる複合施設って設定は、そのまんま同じです。
 で、この施設が崩壊の危機にさらされて、蘭が巻き込まれるんだろうなぁ・・・と思いました。

 事件は、わりと地味で、お子様には絶対理解できないだろうっていう難解さ。
 検察、警察、起訴、送検って単語が解説なくバシバシ出てくるし、公安組織についても、いちど説明されたくらいじゃわかりません。。。
 このへんは、イージス艦の話が思い出されます。

 全体としては去年のほうが盛り上がったと感じましたが、去年は、まだもうひとピンチあると思っていたらあっさりエンディングになってしまったのに対して、今年は、終わったのかと思ったところでもう一度ピンチがありました。

 あとは、感想もろもろ。

 小五郎さんが、蘭はもちろん英理さんに対しても「俺がお前を守る」的にビシっとキメたのはカッコよかったんですが・・・そのセリフだけで、実際の見せ場はまったくナシ。ちょっと残念でした。

 小五郎さんがテロ犯に仕立てられて逮捕され、疑いが晴れて解放されるところを迎えに行った英理さん、蘭、園子。
 泣いて小五郎さんに抱きつく蘭を見て、園子も泣いてました。
 親友の有事に一緒に泣く園子が好きです・・・そういえば、京極さんが園子に惚れた理由も、そこですね。

 エンディング主題歌は、いきなり「真実はいつもひとつ」という歌詞で始まるところが、直球でコナンの世界。
 その先の歌詞も、かなりコナンを表現しています。
 そして、そんな歌が流れる中、映像は、一件落着した後の毛利家で、英理さんが小五郎さんに料理をふるまう場面。
 小五郎さんが赤くなって、かなりラブラブな雰囲気ですが、エリさんの料理は相当なものだったはず・・・大丈夫かなぁ、と思ってみていると、一口食べた小五郎さんが青ざめて油汗を浮かべ、そのままガチのケンカに発展してました。
 ・・・ま、そうなるでしょうね。
 いい感じになって英理さんが戻ってきちゃったら、コナンの世界観が崩れちゃいますから。

 そして、クライマックスでコナンが安室さんに「前から聞きたかったんだけど、安室さんって、彼女いるの?」
 答えは「この国が恋人」。
 公安として日本を守るのが第一だから、特定の彼女はいない・・・って意味でしょう。
 まあ、安室さんは彼女をつくらないほうがいいと思います。
 私は安室さんが予告で出るとテンションが上がるくらい彼のことが好きですが、つきあいたいかというと・・・遠慮します。

 ものすご~く頭がいいし、格闘もテニスも運転も尋常なレベルじゃないし、爆弾解体もできれば鍵のかかったドアも破れるし、料理もその辺の女性をはるかに上回るという、超パーフェクトな安室さんですし、悪い人じゃないのもわかってますが。
 立場上、「彼女に言えない秘密」が山ほどあるわけで。
 やっぱり、重要な秘密を隠したまま真剣交際しても、幸せになれないと思うんです。とくに、男性側が秘密をもっている場合。

 大人同士の、ある程度表面的な恋愛なら、まだいいかもしれません。
 でも、結婚は絶対やめたほうがいいです。結婚するなら、秘密をもたなくて済む相手であることは大事です。

 それを言うなら新一もそうなんですが、新一の秘密は、蘭を守るためでもあるし、コナンの姿のままで蘭と進展はしないでしょうし、まして結婚することはありえないので、新一と蘭のことは応援してます。
 それに、安室透とバーボンは仮の姿だけど、降谷零なら「職業上の守秘義務」以外の秘密はないから真剣交際してもOK・・・なのかな。普通に恋人より仕事を優先させるから、つきあうとなるといろいろ大変でしょうが。

 あと、自分でした違法行為には自分で始末をつけるのが公安・・っていうのには考えさせられました。
 私は、法律を扱う仕事なので法令遵守が大前提。でも、役所の人間ではなく民間のサービス業なので、グレーに踏み込むことはあります。
 私の判断は、ちょっと杓子定規すぎるかも。それは、基本的に失敗を恐れるタイプだから、法律に沿ってないと不安・・・っていうのもあるけど、自分で始末をつける覚悟がないからっていうのもあるんじゃないか。
 と、この映画を観ていて気づきました。

 それにしても、高木刑事や安室さんをはじめ、みんなコナンに対してガチトークしすぎ。
 人前で口にすべきじゃない本音を、信頼できる知人に吐き出すかのように、コナンに向かって本音を打ち明けてます。
 あまりにも「今さら」な感想ですが、やっぱり、「オイオイ、子ども相手に何を言ってるんだ」とツッコミたいです。

 最後の最後は、来年の予告。
 2年前は、平次の声が流れました。
 去年は、安室さんが「ゼロ」と一言。この時は「来年は安室さんメインだ~~~」と、めいっぱい興奮しちゃいました。
 そして今年は・・・ドキドキしながら次の音声を待つ私の耳に届いたのは、キッドの声。

 というわけで、来年はキッドがメインです。
 前回のキッドメイン作品「業火の向日葵」は物語が崩壊していたので、今度はちゃんと、お話として成立してほしいです。
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千暁@ちあき

Author:千暁@ちあき
一発変換できる名前ではないので、平仮名で「ちあき」と呼んでください。

アニソンが好き、ラノベが好き、お酒やスイーツも好き、水族館も好き、散歩も好きです。

このブログには、日常の中にある「好き」を集めてみました。

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